2023年10月24日火曜日

現象界での人間の役割り


現象界での人間の役割り

宇宙は1つなる完全生命体である。
完全なる生命体の中で人間が地球のバランスを崩してしまっているのは、現象を見て現象を実在しているとの勘違いから起きている。
なくなるものへの執着から争い、対立が起きる。
現象をあると信じてしまうと生老病死の四苦に囚われてしまう。この世界を仮の宿、俗世、浮世と呼ぶ。本当の世界ではないということになる。
宇宙は完全なる無限生命である。すべてはここから始まっている。完全なるものの中に不完全は存在しないのである。現象は完全なるものの化身であり、見えるものと顕しているものは1つである。これを見えるものだけをあると思う心が分離になってしまう。
顕和しているものは完全であり、完全の化身であり、化身は消え行く存在であるが、完全なる顕しているものは消えることはないのである。
人間は実在しないが内なる神が宿っている。この内なる神に気づき、神のエネルギーを肉体を通して顕現する為に造られている神の道具である。
人間の現象に生きるは死であり、内なる神として生きる、生命として生きる。
人間は現象界から脱皮し、本来の我に戻り、使命を果たさなけれなならない。