2023年10月7日土曜日

生きている内に成仏できなければ死んでは成仏できないとは


生きている内に成仏できなければ死んでは成仏できないとは?

この現象界は三位一体の世界であり、天国も地獄も幽界も同居している。
現象肉体の意識波動で死んだ場合、波動が低い為、幽界止まりで、高バイブレーションの天国には行くことはできないのである。
発酵と腐敗の関係である。発酵することによりエネルギーが高まって行くが、腐敗はエネルギーがなくなり、未発酵のために幽界に浮遊してしまい、また人間に生まれてくる。生まれるということは嬉しいことではなく、不幸なことである。落第生である。天には戻れないということである。成仏すれば人間に生まれてくることはない。死んで形がなくなることは本当は嬉しいことなのであるが。
肉体から意識が離れる時、人間意識なのか、生命意識なのかで決まる。
現象は低バイブレーションである。天国の永遠なる世界に戻るには生きている内にバイブレーションを上げておかなければならないということである。自分も人間の形を持っているということは落第生であるということになる。

キリストが云われるように「この世で富める者はラクダが針の穴を通るが如し」と云われているのはこのことなのである。
人間には自由意志が与えられており、人に強制することはできない。自分で気づき、仮の宿から本宿に帰らなければならない。成仏とは本来の我に帰ることである。