生命の自覚、神の自覚、仏の自覚
人間は霊というものにさんざん振りまわされてきた。霊という言葉には余り触れたくない。悪い印象しかない。
霊は見えないものを指しているが、この世は三位一体の霊界である。見えるものも霊、見えないものも霊、霊能者達が云っているのは幽界のことである。
霊は姿、形は持たない。宇宙は霊体であり、宇宙の本源本質であり、宇宙創造に原理である。
万象万物は霊の被造物であり、神、仏のことを霊と云い、生命と云い、宇宙の法則と云っているのである。
霊は宇宙の法則のことであり、人間そのものである。人間は霊であり、神であり、仏である。
現象だけを見るため、本当の我を忘れ、現象の仮相の我に持て遊ばれているだけなのである。
本来の我は有限の我ではなく、無限の我、無我の我、神であり、霊であり、仏であり、宇宙の法則のことなのである。
人類はすべて天照大神、天照大神の子孫であり、天照大神そのものである。神様がいるのではない。完全なる法則が神なのである。