2023年10月22日日曜日

現象に生きるとは


現象に生きるとは

宇宙は1つなる無限生命、普遍生命である。
すべて1つなる永遠なる生命の中にいる。
現象はすべて1つなる生命の化身である。
見えるもので神ではないものはない。見えるものすべて神の化身である。
神様は人間が造った建物にいるのではない。すべてが神であり、宇宙は神であり、祀りようがない。神の中に神の社があるのは滑稽である。
宇宙生命は完全バランスである。現象界は外部からの影響がある。この中に現象に左右されずバランスを崩さないことが求められる。外部に左右されるとアンバランスになり、現象から抜け出すことができなくなる。現象の抵抗をエネルギーに変換して現象をバネとしてその流れに身を任せ、グライダーの如く、鳥の如く、空と一体となり、バランスをくずさない。
地上界の作用、反作用を利用しながら生きて行くことが求められる。
見えるものに心が囚われるとアンバランスを起こし、空に戻れなくなる。輪廻でまた再生される。今、私は再生されている。天に戻れなかったのである。またこの世に生まれるということは不幸なことなのである。