人類の歴史を見ると争いの世界である。これを当たり前に認め、この仮相界の中で生きている。
宇宙は中性であり、陰陽の法則で永遠なる生命体であることを理解しなければならない。
ロケットを地上から飛ばすと地球は宇宙と仕切りがなくつながっている。空に浮いている。
これは宇宙は1つの細胞体であるということである。
人間も小宇宙と呼ばれている。人間の中身は細胞体である。小宇宙と大宇宙は同じもの、すべては細胞体であるということになる。
すべては1つにつながっている。宇宙は1つなる生命体であることが理解できる。
現象の見えるものから、判断すると分離感になり。本質が見えなくなってしまう。
キリストはこの1つなる宇宙のことを天と云い、すべての本源本質である中性なる生命を原因なき原因と呼んでいる。キリストはこ゚の生命から説かれている。
この生命はみることはできない。この見ることのできない生命を神と呼んでいる。
聖書は見えない生命を説くのに例え話を使わざるをいない。モーゼの十戒も見える奴隷解放ではなく、人間一人一人が現象に囚われている姿を奴隷解放という見える形にしているだけなのである。宇宙は1つなる生命体であり、奴隷を造り出しているのは自分自身であることに気づくためのものである。宇宙には善のみで、悪は存在しないのである。善悪の木の実は一人一人が勝手に創り出した迷妄であることに気づけば仮相界から抜け出すことができる。
仮の宿から本宿に戻る。天地一体、天は本源本質、原因、地は本源本質の現象、結果の世界。
見えるもの、見えないものは2つで1つであることを理解して行く。すべては自分の中にある。天は自分の中にある。すべては1つなのである。
肥田式強健術・聖中心道の鍛錬記ブログです。肥田先生は第二次世界大戦後、第三次世界大戦に向けて宇宙倫理の書を書かれている。何故書かれたのか。その意味は?宇宙は1つなる生命体である。1つの生命体の中に争いをは存在はしないことを云われたのだろうか?焼失してなくなりましたが。それを紐解いて行くブログです。