仏陀は肉体を乗り船と例えている。諸行無常の世界を行く乗り船であると。
乗り船の船長は我であるいうことになる。
今の自分の現象には創業者の社長と雇われ社長の二人がいる。これでは会社の運営はうまくいかない。
自我というのは二人の社長がいるということになる。会社を操るには創業者の社長に委ねなければ会社は運営できない。
人間を自分と思っていることは二人の社長がいるということになる。自我が強い人は雇われ社長の権限が強うということである。
創業者の生き方と雇われ社長の生き方が違う為に不具合を起こし会社を存続の危機にしている。人間が病気になるということは会社が不調和を起こしている状態である。
会社の社長は1人にしなければ倒産になる。人間も倒産になるようなもの。
本来の創業の社長に戻すことが自我の克服である。雇われ社長は他から雇ったのではなく、自分で仮相社長を造っているだけである。意識の切り替えである。
すべて自分が創り出した迷妄に自分が悩んでいるだけである。これは自分で造ったものは自分で意識を切り替えなければならない。自己責任である。意識は内にあり、自分でしなければならない。