能力は脳にあるのではないということになる。
能は外からの五感の情報を処理するように感じる。
知恵、力は脳にあるのではなく、直観啓示でくるものである。
瞑想でも五感を遮断する方法を取る。今まで学校で学んできたことは意味がないということなのか?
肉体には何の力もない。生命の表現媒体であるということだった。
人間が超能力を出すのではなく、生命の全知全能の知恵、力を表現する媒体として肉体があるということなのです。宇宙の知恵、力を人間という仮相媒体を使って現わすということだったのである。
人間は自分で知識を学び、能力を出していると思っているが、その知恵、力は生命の全知全能の力だったのである。人間はこの世に存在しないのだから。
仮相の現象には能力は備わっていないのである。モーツアルトも音符が降ってくるという言葉を聞いたことがあるが、すべては神の子であり、人間は生命の知恵、力を受けて使っているだけだったのである。偉そうに人間はしているが、人間は神の表現媒体であり、人間という存在は実在していないということになる。仮相、雲のように消えてしまう存在である。消えてしまうものに執着すると自縛してしまいかねない。